2016年07月15日

プロジェクト趣旨・概要

 学校基本調査で「学校嫌い」の統計が開始されたのは1966年。今年はそれから50年にあたります。学校を長期欠席する子どもは、学校制度とともに常にいました。しかし、現在につながる「問題」として不登校が社会現象化してきたのは、この統計開始以降とも言えます。この50年、不登校は「問題」であり続けてきました。それは、学校、教育行政、精神科医療、家族のあり方、働き方などが、さまざまに問われてきた「問題」だったと言えます。この50年は学校に行かない子どもたちにとって受難の歴史だった一方、親の会やフリースクールなどの市民運動が立ち現れてもきました。いったい「不登校50年」の歴史は何を語るのでしょう。不登校をめぐって、時代ごとにどんな状況があり、どのように問題とされ、どう対応されてきたのでしょうか。
 不登校新聞社では、「不登校50年」を機に、証言プロジェクトを開始し、不登校経験者、親、親の会、居場所・フリースクール、医者、教員、学者、弁護士など、さまざまな関係者の生の声を集め、アーカイブにしていきます。インタビュー・寄稿は、社会的意義を考え、購読者に限定したものではなく、無料で公開します。そのため、プロジェクトは、寄付によって運営します。ぜひ、このプロジェクトへのご支援・ご協力をよろしくお願いします。

2016年7月15日
全国不登校新聞社


◎プロジェクトチーム(統括:山下耕平)

・関東チーム委員:奥地圭子、木村砂織、朝倉景樹、石林一男、加藤敦也、佐藤信一、須永祐慈、関川ゆう子、野村芳美、藤田岳幸、前北海、増田良枝、松島裕之、山口幸子

・関西チーム委員:山下耕平、石川良子、貴戸理恵、栗田隆子、田中佑弥、山田潤


◎公開開始:2016年8月
・2年間にわたって、月2名ずつをめどに公開していく予定。
・本ブログにて記事を公開。
・紙面でも次号より連載を開始(インタビューの概要やプロジェクトの報告など)。

◎確定しているインタビュー
・佐藤修策(臨床心理士、教育学博士/1959年、日本で最初期に登校拒否についての研究を発表。)
・最首悟(生物学者、社会学者/1948年、小学生のころに登校拒否をしていた。障害を持った娘さんとともに歩んできた。)
・坂本悦雄(87歳。自身、戦前の小学校で不登校体験。教員となった1953年、不登校に出会い、以後、多くの不登校の子どもの成長を支えてきた。)
・小沢牧子(1960年代に心理の専門家として学校恐怖症に関わる。その後、心理学を根本から問い直し、批判的に研究している。)

◎募集
・現在、1970年代までを知る関係者の寄稿を募っています。くわしくは投稿規定を参照のうえ、東京編集局まで、お寄せください。

プロジェクトはみなさんからのすべて寄附によって運営いたします。
ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

・郵便振替口座 00100-6-22077
加入者名  全国不登校新聞社

■問い合わせ先

・関東チーム
TEL:03-5963-5526
FAX:03-5963-5527
E-mail:tokyo@futoko.org

・関西チーム
TEL:050-5883-0462
E-mail:osaka_c@futoko.org
posted by 不登校新聞社 at 10:24| Comment(1) | お知らせ
この記事へのコメント
フリースクールの法案の成立には至らなかったと聞いています。
私がスクールカウンセラーをしていた頃は、やけにフリースクールの評判が悪いような気がしました。多様な進路を提供するという仕事で、今回は認められたと思います。
障害者が運転免許を取れる時代になりました。多様な価値観を認める右の政治の場合、フリースクールも、学校の多様化として、やる気のある子供、生徒の受け皿として貴重だと思います。
不登校新聞を続けてください。オンラインで読んでいます。
Posted by 宗像 剛 at 2016年08月30日 10:08
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